カーペットの計算ツール:平方フィートと平方ヤード
カーペットの面積を平方フィートと平方ヤードで同時に計算します。カーペット 1 平方ヤードは 9 平方フィートなので、12 × 15 ft の部屋は 180 平方フィート、つまり 20 平方ヤードです。メーカーは平方ヤードで、店は平方フィートで値段を付けることが多く、比較が必要以上にややこしくなっています。

カーペットの計算ツール

カーペットがヤードで売られる理由
米国の床材の多くは平方フィートで取引されますが、カーペットだけは何十年も平方ヤードで売られてきました。1 平方ヤードは 9 平方フィートなので、200 ft² の部屋はおよそ 22.2 yd² です。
価格を比べるときは、必ず同じ単位に揃えてください。1 yd² あたり 4 ドルのカーペットは、1 ft² あたり 4 ドルのカーペットよりずっと安い——ちょうど約 4.5 倍の差です。
ロール幅が効いてくる
米国のカーペットは幅 12 ft と 15 ft のロールが主流です。部屋の幅が 13 ft なら、15 ft のロールを買って部屋の端から端まで走る幅 2 ft の帯を捨てるか、継ぎ目を作ることになります。
腕のよい施工者は人の通らない場所に継ぎ目を隠しますが、カットパイルのカーペットでは継ぎ目は必ず少し見えます。部屋の寸法とロール幅の組み合わせは、じっくり考える価値があります。
ロール幅と継ぎ目の考え方
米国のカーペットはほぼ例外なく幅 12 フィートのロールで届きます。上位のブランドには 15 フィートと 13.5 フィートもあります。ロール幅は、施工に継ぎ目が出るかどうか——そしてどこに出るか——を決める最大の要素です。
部屋の短い方の辺が 12 フィート以下なら、標準の 12 フィートのロールから継ぎ目なしで敷けるのがふつうです。12 から 15 フィートのあいだなら、広いロールを買うか、継ぎ目を受け入れるか。15 フィートを超えるなら、継ぎ目は避けられません。
最後まで計算した例:14 × 18 ft の主寝室(252 ft² = 28 yd²、23.41 m²)。案A——15 ft のロール:15 × 18 = 270 ft²、継ぎ目なし、余り 18 ft²、発注 30 yd²。案B——12 ft のロール:主となる 12 × 18 に、足す帯 2 × 18 でちょうど 252 ft²、ロス 10% を足して 31 yd²、長い壁と平行に継ぎ目が1本。案Aの方がきれいですが、選べる色が限られます。
階段は計算がまるごと変わる
階段のカーペットは、部屋の計算とは考え方から違います。1段ごとに踏み面、蹴込み、段鼻の小さな丸みがあるからです。パイルの向きも1階分をまっすぐ下へ通す必要があり、これが高くつく切り方を強います。
1段あたりの標準的な式:幅 ×(踏み面の奥行き + 蹴込みの高さ + 段鼻の丸みに 1.5 インチ)。幅 30 インチ、踏み面 11 インチ、蹴込み 7 インチの平均的な階段なら、30 × 19.5 = 1段あたり 585 平方インチ、つまり 4.06 ft²(0.377 m²)。13 段なら 13 × 4.06 = 52.8 ft²(4.91 m²)、5.87 yd² です。
階段では標準の 10% ではなく必ず 20% のロス率を足してください。パイルの向きと、踊り場や回り階段まわりの細かい切りしろのためです。13 段の例なら、発注は 7 yd² になります。
カーペットのロスは 10% ではなく、ロール幅が決める
カーペットは、部屋の広さより形の方が高くつく唯一の床材です。決まった幅のロール——ほとんど 12 ft、ときに 15 ft——で届き、買う長さ 1 フィートごとに幅いっぱいが付いてきます。ロールより狭い部分はすべてロスです。
そのため敷く向きが、細かい話ではなく本当の判断になります。9 × 12 ft の部屋を、12 ft の辺がロールの幅方向に来るように敷けば、必要なのは長さ 9 フィート。床 108 ft² に対して 108 ft² を買うことになり、ロスはゼロです。向きを 90 度回せば長さ 12 フィート——144 ft²——を買うことになり、3分の1を捨てます。
表には部屋ごとに良い向きを示しました。ロールの幅方向に来る辺は、12 ft を超えない範囲でできるだけ 12 ft に近いものを選んでいます。両方の辺が 12 ft を超える部屋は継ぎ目が必要で、継ぎ目は設計の判断です。入口から見たときの視線と平行に走らせ、横切らせないでください。
最後まで計算した例——11 × 18 ft の部屋。11 ft の辺がロールの幅方向なので、12 ft のロールから長さ 18 フィートを引き出します。つまり床 198 ft²(18.40 m²)に対して 216 ft²(20.07 m²)を買うことになり、何も切らないうちから 8.3% のロス。敷居まわりの余裕と柄合わせを足すと、数字はさらに増えます。
商業用でカーペットが平方ヤードで見積もられることが多いのもこのためです。12 ft のロールはちょうど 4 ヤード幅なので、ロールの長さ 1 ヤードがきれいに換算できます。見積もりと自分の実測を比べるときは、平方フィートを 9 で割って平方ヤードにしてください。
| 部屋 | 床面積 | ロール幅方向の辺 | 引き出す長さ | 購入量 | ロス |
|---|---|---|---|---|---|
| 9 × 12 ft | 108 ft² | 12 ft | 9 ft | 108 ft² | 0% |
| 10 × 12 ft | 120 ft² | 12 ft | 10 ft | 120 ft² | 0% |
| 12 × 12 ft | 144 ft² | 12 ft | 12 ft | 144 ft² | 0% |
| 12 × 15 ft | 180 ft² | 12 ft | 15 ft | 180 ft² | 0% |
| 11 × 14 ft | 154 ft² | 11 ft | 14 ft | 168 ft² | 8.3% |
| 11 × 18 ft | 198 ft² | 11 ft | 18 ft | 216 ft² | 8.3% |
| 10 × 16 ft | 160 ft² | 10 ft | 16 ft | 192 ft² | 16.7% |
下敷き(クッション)の選び方と費用
カーペットの下敷きは別売りで、カーペットと同じ平方ヤードで測ります。密度と厚みの2つの数字で示され、密度が高いほどカーペットの寿命がはっきり延びます。50% 以上長持ちすることも珍しくありません。
代表的な下敷き(米国市場の目安):6 ポンドのリボンド(1 ft² あたり 0.40〜0.60 ドル)が安価な標準、8 ポンドのリボンド(0.60〜0.80 ドル)が多くの住宅向けの推奨、高反発フォーム(1.20〜2.00 ドル)は踏み心地がよい一方でへたりも早めです。ループパイルやベルバーには薄く硬い下敷き(1/4〜3/8 インチ)が要り、長毛のカーペットなら 7/16 インチまで許容されます。
メーカー保証の多くは下敷きの最低仕様を定めています。安い下敷きを選んだために、3,000 ドルのカーペットの保証が無効になることがあります。
日本ではカーペットを平方メートルとタイルで買う
このページのロール幅と価格は、すべて平方フィートと平方ヤードで、米国市場のものです。日本では敷き込みカーペットを平方メートルで見積もり、ロールもメートル幅で売られます。
幅の換算:12 ft のロールは 3.66 m、15 ft は 4.57 m、13.5 ft は 4.11 m。日本で流通するロールカーペットの幅は 182 cm や 364 cm が代表的で、「12 ft ロール」の論理がそのまま移るわけではありません。部屋の短い辺をメートルで測り、店のロール幅と比べてください。考え方は同じです——短い辺がロール幅より小さければ継ぎ目なしで敷けます。
日本のオフィスや住宅で人気なのがタイルカーペットで、計算がぐっと簡単になります。50 × 50 cm のタイルは1枚 0.25 m²、1 平方メートルあたり 4 枚。捨てるロール幅がなく、壁際の切りしろだけです。上の例の 252 ft² の寝室は 23.41 m² なので 94 枚。タイルならロス 10% で足ります。片側の壁で切った端材を、反対側で使えるからです。
面積の換算:1 yd² はちょうど 0.83612736 m²、1 ft² = 0.09290304 m²。252 ft² の寝室は 23.41 m²、購入した 216 ft² は 20.07 m²、13 段の階段 52.8 ft² は 4.91 m² です。
価格を比べるときは必ず単位を書き添えてください。1 yd² あたり 45 ドルと 1 m² あたり 45 ドルには約 20% の差があり、並べて見ると一見まったく同じに見えます。
Pro tips
ロス率 10% を足す
標準的なカーペットの施工では、切りしろと継ぎ目の重ねに 10% の余りが必要です。
継ぎ目の位置を先に決める
継ぎ目をどこに出すか、施工者と先に決めてください。自然光と直交させ、主な視線の方向を避けるのが原則です。
下敷きを忘れない
カーペットの下敷きは別売りで、同じく平方ヤードで測ります。良い下敷きはカーペットの寿命をはっきり延ばします。
階段は多く食う
階段のカーペットは、巻き込みの納まりとパイルの向きを揃えるために材料が余分に要ります。階段部分だけに 15% を別立てで足してください。