1. ひとつの計算に単位を混ぜる
メジャーで 12 ft 6 in と読んで「12.6 ft」と書くのは間違いです。6 インチは 0.6 フィートではなく 0.5 フィート。インチとフィートを混ぜること、あるいはインチをフィートの小数部のように扱うことが、面積計算で単独としていちばん多い間違いです。
インチをフィートに直すときは必ず 12 で割ってください。6 in ÷ 12 = 0.5 ft、9 in ÷ 12 = 0.75 ft。このサイトの計算ツールはフィートとインチを別々の欄で受け取るので、頭の中で直す必要はありません。
工事の最初から最後までひとつの単位で通してください(フィートだけ、あるいはインチだけ)。換算が少ないほど、間違いも減ります。
2. ロスを入れ忘れる
床をきっちり 200 平方フィート(18.58 m²)と計算して、タイルをきっちり 200 平方フィート注文するのは、店へ 2 度目に行くことを約束したようなものです。標準的なタイル張りなら 10%、斜め張りなら 15%、ヘリンボーンや六角なら 20% を足してください。
ロスがなければ、縁の切り欠き、加工の端材、避けようのない割れは、計算した数量から取ることになります。つまり工事が終わる前に 5〜15% 足りなくなります。

3. L 型を長方形として扱う
L 型や T 型の部屋は、ひとつの長方形ではありません。いちばん長い長さといちばん広い幅を測って掛けると、L には含まれない空白まで数えることになり、答えはまるで違うものになります。
不定形は必ず、いくつかの単純な形(長方形、三角形、円)に分けてください。ひとつずつ計算して足します。このサイトの複数形状の計算ツールは、それを自動で行います。
4. 開口部を引かない(塗料と壁紙)
塗料と壁紙では、ドアと窓は覆いません。壁の合計面積(外周 × 部屋の高さ)を出したうえで、ドア 1 か所(およそ 21 平方フィート、1.95 m²)と窓 1 か所(およそ 15 平方フィート、1.39 m²)を引いてください。
例外——コンセント、スイッチ、1 平方フィートに満たないものすべて。ロス率がそれを吸収します。ひとつずつ引かないでください。

5. 早すぎる段階で丸める
12 ft 7 in を 13 ft に丸め、同じように丸めた幅と掛けると、誤差はあっという間に積み上がります。13 × 11 の計算は 143 平方フィート(13.29 m²)。本当の 12.58 × 10.42 は 131.1 平方フィート(12.18 m²)で、丸めた版は本当の値より 9.1% 大きく出ています。
測定値は小数第 1 位まで持っておいてください。丸めるのはいちばん最後、すべての計算とロスの上乗せが終わってからです。
6. 違う公式を使う
別の形の公式に寸法を入れてしまうことは、驚くほどよくあります。円を正方形として計算する(直径 × 直径)と、面積はおよそ 27% 過大になります。
- ·長方形 = 長さ × 幅
- ·円 = π × 半径²(直径 × 直径ではありません)
- ·三角形 =(底辺 × 高さ)÷ 2(底辺 × 高さではありません)
- ·台形 =((上底 + 下底) ÷ 2)× 高さ
まず形を正しく見分けてください。このサイトの計算ツールは形を選ばせる作りで、形を選べば正しい公式が決まります。
7. 1 回しか測らない
1 回きりの測定は、メジャーがたわんだり、レーザーが椅子の脚に当たったり、目盛りを読み違えたりで、2〜8 センチ狂うことがあります。どの寸法も 2 回測って、2 つの読みが一致するか確かめてください。
長い距離(6 メートル超)では、メジャーではなくレーザー距離計を使ってください。メジャーは長い距離でたわみ、伸びます。レーザーがないなら、誰かに端を壁に押さえてもらいましょう。

8. 測る前にスケッチを描かない
スケッチがなければ、壁を忘れ、寸法を取り違え、部品を数え間違えます。紙に手で描いた簡単な平面図——測ったその場で壁ごとに寸法を書き込んだもの——が、重大な間違いのほとんどを防ぎます。
最後にスケッチを写真に撮ってください。職人に渡してもいいし、来年の工事のために取っておいてもいい。スケッチは計算ツールの結果そのものより価値があることも珍しくありません。
スケッチに 5 分かければ、測り直しの 1 時間が浮きます。メジャーを出す前に、必ず描いてください。
それぞれの間違いの本当の代償
これらの間違いの代償は同じではありません。どれが強く効くかを知っていれば、どこに注意を向けるべきかが分かります。表は、比べられるように、同じ 400 平方フィート(37.16 m²)の部屋で数字を出しています。
目を引くのは、間違いが片方向に偏っていることです。この一覧のほとんどが、測った面積を小さくします——切り捨ての丸め、数え落としたニッチ、ロスの欠落、L 型を長方形として扱うこと。既定の壊れ方は「足りない」です。だから直し方はいつも同じ——正直に測り、予備は別の手順として足す。
逆向きに働く唯一の間違いは、部屋の床ではなく輪郭を測ってしまうことです。これは L 型の部屋を大きく膨らませます。多すぎる注文もお金を燃やしますが、燃やすのはレジで 1 回だけ。足りなければ、2 度目の買い出し、2 度目の納品、そして多くの場合ロットの違いが、仕上がった床にずっと残ります。
計算した比較——400 平方フィートの床に、1 平方フィートおよそ 3.50 ドルのフローリング。10% のロスを入れ忘れると 40 平方フィート(3.72 m²)不足、つまり 2 箱ぶんと店への出戻り。12 ft 6 in の測定でフィートとインチを取り違えると部屋の 4%、およそ 16 平方フィート(1.49 m²)が消えます。5 × 4 ft のニッチを数え落とせば 20 平方フィート(1.86 m²)。どれも土曜日に工事を止めるには十分です。
守り方はどれにも共通で、5 分で済みます——部屋をスケッチし、長方形ごとに名前を付け、寸法をインチで図に書き込み、換算は 1 回、ロスは最後に別の行として足す。この一覧のどの間違いも、この習慣を生き延びません。
| 間違い | 数字への影響 | 典型的な不足 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ロスを入れない | 5〜20% 少なく出る | 20〜80 ft²(1.86〜7.43 m²) | 店への出戻り、ロット違いの恐れ |
| L 型を長方形として扱う | 大きい | 20〜30% 多く出る | 使い道のない材料に払ったお金 |
| フィートとインチの取り違え | 2〜6% 少なく出る | 8〜24 ft²(0.74〜2.23 m²) | 1〜2 箱足りない |
| フィートの端数を切り捨てる | 3〜8% 少なく出る | 12〜32 ft²(1.11〜2.97 m²) | 不足。しかも誤差は 2 方向で積み上がる |
| ニッチや出窓の数え落とし | 小さい | 15〜25 ft²(1.39〜2.32 m²) | 工事の途中で 1 箱足りないと分かる |
| 開口部を引かない(塗装で) | 10〜15% 多く出る | 40〜60 ft²(3.72〜5.57 m²) | 塗料が丸ごと 1 缶余る |

補足——資料や物件データを正しく読む
公式の資料が実際と 10% 以上違うことがあります。古い家、増築、仕上げた地下、小屋裏の部屋は、とくに誤って記載されがちです。広告や見積もりで、データだけに頼らないでください。
結果に影響のある計算なら、必ず測り直すこと。データは出発点であって、最終的な答えではありません。
これらの間違いは同じ大きさではない
このページの間違いは順位づけする価値があります。決して対等ではないからです。2 つは数パーセントの代償で、体裁のために直す種類のもの。別の 2 つは、およそ 3 分の 1 少なく注文させ、しかもそのうちひとつは材料が尽きるまで表に出ません。
インチを小数として読むのは小さな間違いです。12 ft 7 in の壁を 12.7 ft と書くのは、12.5833 を 12.7 と書くこと。14 ft の部屋では 176.17 平方フィートが 177.80 になり、1 パーセントに届きません。ドアの引き忘れはもう少し大きいものの、まだ中くらいです。468 平方フィートの壁で 21 平方フィートを落とすのは 4.5% で、10% のロス率にすっぽり収まります。
屋根の勾配を無視したところから、間違いは中くらいでなくなります。建築面積 148.64 m²、1,600 平方フィートに 6/12(5 寸、26.6 度)の屋根なら、屋根面は 1,788.85 平方フィート。建築面積で注文すると屋根の 10.6% が足りません。12/12(10 寸、45 度)なら屋根面は 2,262.74 平方フィートで、建築面積はそれより 29.3% 小さい。ここは注意してください。係数そのものとは別の数字です——26.6 度で屋根は建築面積より 11.8% 大きく、建築面積は屋根より 10.6% 小さい。どちらも正しく、違う問いに答えています。
違う面を計算するのは、いちばん大きな間違いです。12 × 14 ft の部屋は床が 168 平方フィート、天井高 9 ft なら壁が 468 平方フィート——壁は床の 2.8 倍あります。床の数字で壁の塗料を買えば 64.1% 足りず、どんなロス率もそれを吸収できません。
実務的な結論は、どこに注意を向けるかの話です。ミリ単位で測るのは価値がありますが、違う面を使ったり勾配を落としたりした工事は救えません。まず何を覆うのかを決め、正しい形を用意し、精度を心配するのはそのあとです。
| 間違い | 最後まで計算した例 | 誤差の大きさ |
|---|---|---|
| インチを小数として読む | 14 ft の部屋で 12 ft 7 in を 12.7 ft と書く | 0.9% 多い |
| ドアを引き忘れる | 468 ft² の壁で 21 ft² を落とす | 4.5% 多い |
| 勾配を無視、6/12(5 寸、26.6°) | 建築面積 1,600 ft² に対し屋根面 1,788.85 ft² | 10.6% 少ない |
| 勾配を無視、12/12(10 寸、45°) | 建築面積 1,600 ft² に対し屋根面 2,262.74 ft² | 29.3% 少ない |
| 床の面積を壁に使う | 床 168 ft² に対し壁 468 ft² | 64.1% 少ない |
日本で起きる 3 つ目の型——面積の名前を取り違える
上の 8 つはどの国でも起きます。日本には、単位でも計算でもない、名前をめぐる間違いがもうひとつあります。同じ住戸に複数の正しい面積があり、どれを指しているかを言わずに数字だけをやり取りしてしまうことです。
マンションのパンフレットの専有面積は壁芯——壁の中心線まで——で測られ、登記簿は内法、つまり壁の内側で測られます。同じ住戸で登記簿のほうが数パーセント小さくなります。住宅ローン控除のように床面積で線が引かれる制度は内法を見るので、パンフレットの数字だけを見て判断すると足をすくわれます。
帖はさらに紛らわしい単位です。面積ではなく畳の枚数で、その 1 枚が地域と物件で違います。同じ「6 帖」が京間なら 10.94 m²、団地間なら 8.67 m²。材料を注文するなら、帖ではなく図面のミリメートル寸法から面積を出してください。
坪も同じ注意が要ります。1 坪は 3.305785 m² と正確に決まっていますが、その坪が壁芯の面積を割ったものか内法の面積を割ったものかで、同じ住戸の坪数は変わります。坪単価を比べる前に、分母がどちらかを確かめてください。
そして在来工法の家には、間違いを捕まえる仕掛けが最初から入っています。柱の芯々は半間——公称 910 mm——の倍数に乗るので、測った寸法が 910 の倍数から数センチずれているなら、たいていは測り間違いです。対角線の検算と同じくらい速く効きます。
よくある質問
面積計算でいちばん多い間違いは何ですか?+
フィートとインチを混ぜるとなぜ間違いになりますか?+
測定値は切り上げますか、切り捨てますか?+
不定形の部屋で部品を数え落とさないためには?+
いちばん高くつく面積の間違いは?+
壁芯と内法を取り違えるとどうなりますか?+
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