手順
要点だけを先にまとめます。各手順は下で詳しく説明します。
- 壁を 1 面ずつ測る
地面のレベルで、壁面ごとに幅と高さを取り、1 面ずつ書き留めます。家が平らな長方形で、四方の壁高が同じでない限り、外周を測って 1 回掛けるという近道は使わないでください。張り出しや段差がその近道を壊します。
- 妻壁の三角形を足す
妻壁——屋根の端にある三角形の壁——は三角形なので、面積は底辺 × 高さの半分です。幅 30 ft、高さ 8 ft の妻壁なら 0.5 × 30 × 8 = 120 平方フィート。高さは地面からではなく、壁の上端から棟までを測ります。
- 大きな開口部だけを引く
ガレージのシャッター、大きなはめ殺し窓、掃き出しのサッシは引きます。標準的な窓とドアは合計に残してください。そのまわりの端材はどのみち使えないので、開口にガラスが入っていても材料は消えます。
- ロスを足す
単純な長方形の家なら 10%、ドーマーや隅の多い家、屋根の形が複雑な家なら 15% を足します。この上乗せが、妻壁の斜めに沿った角度切りと開口部まわりの切り欠きをまかないます。
- square と枚数に換算する
合計を 100 で割れば外装材の square になります。ビニルサイディングはふつう 1 箱 2 square なので、square を 2 で割って切り上げれば箱数です。国内の窯業系サイディングなら、面積を 1 枚の面積で割って枚数にします。
短い答え
外装材の量 =(壁面積の合計 + 妻壁の面積 − 大きな開口部)× ロス率。それを 100 で割れば square です。
外装材の 1 square は 100 平方フィート、9.29 m²。屋根屋が使うのと同じ単位です。ビニルサイディングはふつう 1 箱 2 square なので、27 square の工事は切り上げて 14 箱になります。
壊れるのは 2 か所です。妻壁と、引き算。妻壁を落とすと、勾配屋根のほとんどの家で注文が足りなくなります。窓を全部引いても足りなくなります。その開口が自分で生む端材を数え落とすからです。

まず壁面積、それから妻壁と開口部
平らな長方形で四方の壁高が同じ家なら、壁面積は外周 × 壁高です。30 × 40 ft の 2 階建てなら外周 140 ft、42.67 m。壁高 18 ft なら 2,520 平方フィート、234.12 m²——ほかを数える前に 25.2 square です。
壁高は天井高ではありません。外装材の下端、ふつう地面から数センチ上のところから、屋根が始まる上端の線までです。天井 8 フィートの家なら、1 階あたり 9 フィートが妥当な作業値になります。階のあいだの床組みまで含むからです。
下の表は長方形の家の出発点であって、答えではありません。張り出し、ポーチ、段差、ビルトインのガレージはどれも外周を変えます。妻壁はその上に乗ります。
| 建築面積 | 壁高 | 外周 | 壁面積 | square |
|---|---|---|---|---|
| 24 × 36 ft | 9 ft(1 階建て) | 120 ft(36.58 m) | 1,080 ft²(100.34 m²) | 10.8 |
| 28 × 40 ft | 9 ft(1 階建て) | 136 ft(41.45 m) | 1,224 ft²(113.71 m²) | 12.2 |
| 30 × 40 ft | 9 ft(1 階建て) | 140 ft(42.67 m) | 1,260 ft²(117.06 m²) | 12.6 |
| 24 × 36 ft | 18 ft(2 階建て) | 120 ft(36.58 m) | 2,160 ft²(200.67 m²) | 21.6 |
| 28 × 40 ft | 18 ft(2 階建て) | 136 ft(41.45 m) | 2,448 ft²(227.43 m²) | 24.5 |
| 30 × 40 ft | 18 ft(2 階建て) | 140 ft(42.67 m) | 2,520 ft²(234.12 m²) | 25.2 |
| 40 × 50 ft | 18 ft(2 階建て) | 180 ft(54.86 m) | 3,240 ft²(301.01 m²) | 32.4 |

妻壁——見積もりでいちばん落とされる部分
切妻屋根はどれも妻で終わり、その下に三角形の壁が残ります。その壁もほかと同じように外装材を張ります。平面図には現れません。だから計算から落ちるのです。
面積は底辺 × 高さの半分。底辺は妻壁が立つ壁の幅、高さは壁の上端から棟までの垂直方向の立ち上がりです。屋根の斜面に沿ってではなく、垂直に測ります。
幅 30 ft の家に 6/12(50% 勾配)の屋根なら、棟までの立ち上がりはおよそ 7.5 ft、2.29 m。妻壁 1 面でおよそ 0.5 × 30 × 7.5 = 113 平方フィート、10.50 m²。2 面で 226 平方フィート、21.00 m²——外周の計算では「もう数え終わった」ことになっている家に、外装材が 2 square 以上乗ります。
高さを壁の上端からではなく地面から測ってしまうのが、2 つ目のよくある滑りです。この間違いは壁全体を二重に数え、妻壁 1 か所につき 1 階ぶんの外装材を注文に膨らませます。
ドーマーも同じ働きをします。1 つにつき小さな側面が 2 つと正面が 1 つ。ドーマーが 3 つか 4 つある家なら、合わせて 1 square 以上になります。
妻壁は三角形なので、面積は底辺 × 高さの半分です。底辺 × 高さではありません。長方形の式を使うと妻壁が倍になり、家全体の注文に 2〜3 square の余分が乗ることがあります。

引く開口部と、残す開口部
ここで外装材の見積もりは塗装の見積もりと分かれます。塗料ではすべての開口部を引きます。ガラスは塗らないからです。外装材では大きなものだけを引きます。小さな開口のまわりの材料は、どのみち端材として消えるからです。
およそ 30 平方フィート、2.79 m² 以上のものは引いてください。16 × 7 ft のガレージのシャッターは 112 平方フィート、10.41 m²。掃き出しのサッシ。大きなはめ殺し窓。この大きさなら、そこに張らずに済む外装材が本当に浮きます。
標準的な窓とドアは合計に残します。3 × 5 ft の窓は 15 平方フィート(1.39 m²)ですが、その上下で外装材の列が切られ、短い端材が別の列に合うことはめったにありません。これを引くと、窓の多い家で注文が足りなくなります。
仕入れ先の積算担当がすべての開口部を引いているなら、ロスをいくつ足しているか聞いてください。全部引いて 15% を足すなら、たいてい同じところに落ち着きます。問題になるのは、全部引いて 10% しか足さない場合です。最後の壁で足りなくなるのがそれです。

最後まで計算した例——30 × 40 の 2 階建て
壁——外周 140 ft に壁高 18 ft で 2,520 平方フィート、234.12 m²。
妻壁——2 面、それぞれ幅 30 ft、高さ 8 ft。1 面が 0.5 × 30 × 8 = 120 平方フィートなので、2 面で 240 平方フィート、22.30 m²。小計 2,760 平方フィート。
引き算——16 × 7 ft のガレージのシャッターが 1 か所で 112 平方フィート。窓とドアは残します。実面積は 2,648 平方フィート、246.01 m²。
ロス——長方形で屋根の形も単純なので 10%。2,648 × 1.10 = 2,913 平方フィート、270.63 m²。つまり 29.13 square です。
箱数——1 箱 2 square なら 29.13 ÷ 2 = 14.6 なので 15 箱を注文します。実際の壁 26.5 square に対して、現場に届く外装材は 30 square。その差が、斜めの角度切り、水切りの通り出し、そして短すぎて使えない端材に消えます。
同じ工事を国内の窯業系サイディングで——働き幅 455 mm × 長さ 3,030 mm の板は 1 枚 1.379 m² なので、270.63 ÷ 1.379 = 196.3、つまり 197 枚。square という単位を経由せず、面積を 1 枚の面積で割るだけです。
役物は面積ではなく長さで買う
面積で数えるのは板の部分だけです。縁を納めるものはすべて長さで買い、別に見積もられます。だから square の数字だけでは、注文としては決して足りません。
出隅の役物は、外側の隅ごとに全高を走ります。長方形の 2 階建てなら、隅 4 か所 × 18 ft で 72 フィート、21.95 メートル。張り出しがあればさらに増えます。国内の出隅役物は 3,030 mm の定尺なので、10% を足して 8 本になります。
開口部まわりの見切りは、窓とドアの外周をぐるりと回ります——つまり、面積からは引かなかったその開口部です。3 × 5 ft の窓 10 か所は 1 か所の外周が 16 ft なので、合わせて 160 フィート、48.77 メートル。標準的なドアにさらに 20 フィート、6.10 メートルほど。
水切りは各壁の下端を走るので、長さは外周と同じです。上端の見切りや軒との取り合いの部材は、壁の面積ではなく屋根の納まりで数量が決まります。国内の工事ではここにシーリングが加わり、こちらも長さで拾います。板の目地と、サッシまわりと、出隅。面積のどこにも現れない項目です。
役物にもおよそ 10% を足してください。定尺で届くので——米国なら 12 ft、3.66 m、国内なら 3,030 mm——各列の端の切れ端は、板の角度切りとまったく同じく避けられない端材です。
