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窓とドアの面積計算ツール

窓の平方フィートは、幅と高さをインチで掛けて 144 で割れば出ます。標準的な 36 × 60 インチの窓は 15 平方フィート。ドアも同じで、36 × 80 インチの玄関ドアは 20 平方フィートです。

窓とドアの面積計算ツール

開口部の幅と高さを入力してください。構造と外壁には躯体の開口寸法を、塗装と見切りには見える枠と製品寸法を使います。
長さ
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現在の合計0.00ft²
内壁に付いた上げ下げ窓。開口を横切るようにメジャーを持ち、ガラスから日ざしが入っている——窓とドアの面積を計算する。

窓とドアの標準寸法と平方フィート

窓もドアも、たいていはいくつかの標準寸法で作られているので、メジャーを出さずに済むことがあります。表は米国の住宅で見かける寸法を、メーカーが示す呼び寸法(インチ)と、そこから計算した面積で並べています。

業界が近道に使う数字が2つあり、覚えておく価値があります。塗料や壁紙を見積もるとき、標準的な窓は 15 ft²、標準的なドアは 21 ft² として数えます。図面から見積もる塗装業者が、開口部を1つずつ測らずに使う引き算です。

最後まで計算した例——長さ 20 ft、高さ 8 ft のリビングの壁に、36 × 60 の窓 1 つと 36 × 80 の掃き出し 1 つ。壁全体は 160 ft²。窓 15 ft²、ドア 20 ft² を引いて 35 ft²、残る塗る壁は 125 ft² です。

構造と外壁の工事では躯体の開口寸法を、塗装と見切りでは仕上がりの開口寸法を測ってください。両者は枠と施工の逃げのぶんだけ違い、ふつう各辺 0.5〜1 インチ。窓 1 か所なら誤差の内ですが、開口部が十数か所ある外壁では積み上がります。

窓とドアの標準寸法を平方フィートと平方メートルに換算した表
開口部呼び寸法平方フィート平方メートル
浴室の小窓24 × 36 in6.0 ft²0.56 m²
すべり出し窓24 × 48 in8.0 ft²0.74 m²
標準的な上げ下げ窓36 × 60 in15.0 ft²1.39 m²
はめ殺しまたは引き違い窓60 × 48 in20.0 ft²1.86 m²
出窓(3 面、フラット)72 × 48 in24.0 ft²2.23 m²
室内ドア30 × 80 in16.7 ft²1.55 m²
標準的な玄関ドア36 × 80 in20.0 ft²1.86 m²
両開きまたは掃き出し72 × 80 in40.0 ft²3.72 m²
1 台用のガレージシャッター96 × 84 in56.0 ft²5.20 m²
2 台用のガレージシャッター192 × 84 in112.0 ft²10.41 m²

引くべき開口部と、引く価値のない開口部

開口部を合計から引くかどうかは、何を買うかで決まり、工事の種類によって規則が同じではありません。どちらに間違えても代償があります。引きすぎれば途中で材料が尽き、引かなすぎれば決して開けない部分を買うことになります。

塗料と壁紙:引きます。ここが開口部のいちばん効く場面で、窓が 3 つある壁は全体の面積より 5 分の 1 も小さくなり得ます。測っていないなら窓 15 ft²、ドア 21 ft² を使い、測ったなら実際の数字を使ってください。

外壁材:引きますが、端材は取っておきます。外壁材は開口部のまわりで切り、切り落とした部分は同じ面のどこかで使えるほど長いことがあります。外壁材のロス率が 10% 前後にとどまり、それ以上にならないのはこれも理由のひとつです。

石膏ボード:ふつう引きません。板は開口部の上から張って、あとから切り抜くので、どのみち壁1面分を買います。引くのは、板1枚ぶんにあたるおよそ 32 ft² を超える開口部だけです。その大きさなら、そもそも割り付けを考えるからです。

床:窓は床にないので該当しません。ただし出入口は効きます。敷居には見切りが要り、廊下へのドアはふつう床が続くことを意味します。部屋ごとに測っていると忘れがちです。

ガラスの面積と躯体の開口寸法

1 つの窓には3つの違う面積があり、それぞれ用途が違います。躯体の開口寸法は構造に空いた穴。製品寸法は工場を出るときの窓そのもので、各方向におよそ 1 インチ小さくなります。ガラスの面積はガラスだけで、枠と障子を引くとはっきり小さくなります。

建築と外壁では躯体の開口寸法を使います。壁を貫通しているのはそれだからです。塗装と見切りでは製品寸法を使います。塗るのは枠であってガラスではないからです。断熱計算やガラスの交換では、ガラスの面積を使います。36 × 60 の窓は製品として 15 ft² ですが、枠と障子を引いたガラスはおよそ 11〜12 ft² です。

図面や発注書で見る、メーカーの略号もあります。「3050」と書かれた窓は、幅 3 ft 0 in、高さ 5 ft 0 in。最初の 2 桁が幅のフィートとインチ、次の 2 桁が高さです。つまり 36 × 60 インチ、標準の 15 ft² にあたります。

日本のサッシにも同じ発想の呼称があります。たとえば「16513」は内法の幅 165 cm × 高さ 130 cm。前半が幅、後半が高さで、単位はセンチメートルです。米国式が「フィートとインチ」、日本式が「センチメートル」という違いだけで、考え方はまったく同じです。

米国の避難用開口:面積が法的な基準になる唯一の窓

窓の面積のほとんどは材料の話です。ひとつだけ違うものがあります。米国では寝室に避難と救助のための開口が必要で、その要件が面積で書かれているため、このページで唯一、検査官が実際に確かめる窓の寸法になります。

米国の IRC では、開口部の正味の有効面積の最小値は 5.7 ft²(0.53 m²)。地面の高さにある開口部では 5.0 ft² に下がります。これに加えて、有効高さの最小値 24 インチ、有効幅の最小値 20 インチが同時にかかります。地域の上乗せや版の違いがあるので、発注の前に所管の窓口で数字を確認してください。

紛らわしいのは1か所だけで、純粋な算術です。この2つの最小値は面積の代わりではなく、面積に足して守るものです。ちょうど 24 × 20 インチの窓は 480 in²、3.33 ft²。寸法の最小値は両方満たしていて、必要な面積にはまるで届きません。幅の最小 20 インチで 5.7 ft² を得るには高さ 41 インチが必要で、高さの最小 24 インチなら幅 34.2 インチが必要です。

そして「有効面積」とは、窓をいっぱいに開けたときに実際に人が通れる穴のことです。躯体の開口でも、枠でも、ガラスでもありません。だから満たすかどうかは、呼び寸法より窓の形式で決まります。上げ下げ窓は下側だけが開くので、36 × 48 の製品は有効高さが 24 インチを下回り、面積とは無関係に高さで落ちます。同じ呼び寸法のすべり出し窓は全開になるので、ふつう満たします。

米国 IRC の避難用開口の最小値と、各最小寸法でその面積を得るために必要な寸法
要件地上階より上地面の高さ
有効面積5.7 ft²(0.53 m²)5.0 ft²
同じ面積を平方インチで820.8 in²720 in²
最小幅 20 in のとき必要な高さ41.04 in36 in
最小高さ 24 in のとき必要な幅34.2 in30 in
寸法の最小値だけ(24 × 20 in)3.33 ft² — 満たさない3.33 ft² — 満たさない

引いた開口部にも仕事は残る

壁面積から開口部を引くのは、たったひとつの問い——この壁に塗料をいくら買うか——に答えるためで、そこで静かに2つ目の問いが生まれます。いま引いた穴には縁があり、その縁もほかと同じようにパテを打ち、下塗りをし、塗ります。ただし別の製品で、別の単位で。

3 × 4 ft の窓で考えます。壁の数字から 12 ft²(1.11 m²)を引き、その引き算は正しい。代わりに入ってくるのが開口部の造作です。両側 4 ft ずつと上枠 3 ft、合わせて見切りが 11 フィート。これに窓台とその下の板が加わります。造作と建具はふつう艶のある塗料で仕上げ、壁の艶消しとは別なので、別の缶と別の測定になります。

問題は単位です。壁の塗料は平方フィートで買い、造作の塗料は見切りの長さと開口部の数で買います。小さな窓がたくさんある家では、壁からの引き算は控えめで造作の一覧が長くなり、大きな窓が数枚の家ではその逆になります——ガラスの総面積が同じでも、です。

ほかと違う振る舞いをする開口部が2種類あります。塗らない空間へ通じるドアも、自分の側の造作は塗る必要があるので、引き算は満額、造作は半分。建具のない開口は両側に造作があるので、引くのは1回、仕上げるのは2回です。

同じ理屈が、このサイトのほかの工事では逆に働きます。石膏ボードは小さな開口をまったく引きません。上から張って切り抜くので、切り抜いた部分は節約ではなく端材です。引き算で得をするのは塗装だけで、しかも平らな面についてだけです。

日本では採光と換気が面積で決まる——ただし窓の面積そのままではない

このページの寸法はすべてインチです。データの出どころが米国のカタログだからです。日本では窓もドアもミリメートルで測り、開口部の寸法は幅 × 高さで示します。換算は正確で、1 in = 2.54 cm、1 ft² = 0.09290304 m²。

表の寸法を換算すると、36 × 60 in = 91.4 × 152.4 cm で 1.39 m²、36 × 80 in = 91.4 × 203.2 cm で 1.86 m²、30 × 80 in = 76.2 × 203.2 cm で 1.55 m²、72 × 80 in = 182.9 × 203.2 cm で 3.72 m²。日本の室内ドアの一般的な開口 90 × 205 cm は 1.85 m² で、米国の 36 × 80 とほぼ同じです。塗料と壁紙の近道の数字も換算できます。窓 1 か所 15 ft² は 1.39 m²、ドア 1 か所 21 ft² は 1.95 m² です。

そして、まったく移らないものがあります。上の避難用開口の要件は米国の IRC のもので、日本には適用されません。日本には別の、しかも同じく面積で書かれた規定があります。建築基準法第28条第1項と施行令第19条第3項により、住宅の居住のための居室には、採光に有効な部分の面積が床面積の7分の1以上ある開口部が必要です。大臣が定める基準に従った照明設備などを設けた場合は、10分の1まで緩和されます。換気については、法第28条第2項が床面積の20分の1以上を求めています。

ここに、IRC の落とし穴とよく似た算術の罠があります。「採光に有効な部分の面積」は、窓の面積そのままではありません。施行令第20条は、開口部ごとの面積に採光補正係数を掛けて合計すると定めています。この係数は隣地境界線までの距離などで決まり、上限は 3.0。天窓は 3.0 倍、外側に幅 90 cm 以上の縁側などがある開口部は 0.7 倍になります。

最後まで計算した例——床面積 10 m² の居室。必要な採光に有効な部分は 10 ÷ 7 = 1.43 m² です。採光補正係数が 1.0 なら、窓の面積も 1.43 m² あればよい。外側に幅 90 cm 以上の縁側があって係数が 0.7 になるなら、必要な窓は 1.43 ÷ 0.7 = 2.04 m²。天窓で係数が 3.0 になるなら 0.48 m² で足ります。同じ床面積、同じ規定、必要な窓の大きさは 4 倍以上違います。規定の適用は設計者と所管の窓口が判断するので、数字はそこで確認してください。

Step-by-step measurement guide

01

幅と高さをインチで測る

窓とドアはインチで定義されるので、最後の一歩までインチのまま進めます。ガラスだけを見積もる場合を除き、開口部のいちばん広いところと高いところを測ってください。

02

掛けて 144 で割る

1 平方フィートは 144 平方インチなので、幅 × 高さ ÷ 144 で平方フィートになります。36 × 60 の窓は 2,160 平方インチ、つまり 15 ft²(1.39 m²)です。

03

壁の開口部を1つずつ数える

窓とドアを寸法つきで1つずつ書き出します。外壁の面が完全に繰り返すことはまずなく、1 か所の測り違いがその壁の引き算全体を壊します。

04

壁面積から引く

塗料、外壁材、石膏ボード、壁紙を発注する前に、開口部の合計面積を壁面積から引きます。およそ 2 ft² より小さいものは引かないでください。そのまわりの端材はどのみち再利用できません。

Pro tips

最後までインチのまま進める

窓とドアはインチで定義されます。平方フィートへの換算は最後に 1 回、144 で割るだけにしてください。寸法ごとにフィートへ直すと、30 や 80 インチのような数で丸め誤差が入ります。

15 と 21 の近道

標準的な窓が 15 ft²、標準的なドアが 21 ft²。塗装業者はこの2つで、開口部を1つずつ測らずに図面から見積もります。概算には十分近く、発注には測るべき程度には遠い数字です。

小さな開口は引かない

およそ 2 ft² 未満のものは合計に残してください。小さな開口のまわりで切った材料は再利用できないので、引けば、いま捨てたぶんだけ発注が足りなくなります。

玄関ドアは両面を数える

玄関ドアは壁の開口としては1つですが、室内側と屋外側の両方を仕上げるなら塗る面は2つ、それに枠と見切りが加わります。壁からの引き算は1回、建具そのものは別項目です。

Frequently asked

窓の平方フィートはどう計算しますか?+
幅と高さをインチで掛け、144 で割ります。1 平方フィートが 144 平方インチだからです。36 × 60 インチの窓は 2,160 平方インチ、つまり 15 平方フィート(1.39 m²)。どの開口部も同じで、2 辺をインチで測って掛け、144 で割ります。
ドアの平方フィートはどう計算しますか?+
幅 × 高さ ÷ 144。標準的な玄関ドア 36 × 80 インチは 2,880 平方インチ、20 平方フィート(1.86 m²)。室内ドア 30 × 80 は 16.7 平方フィート、掃き出し 72 × 80 は 40 平方フィートです。
標準的な窓は何平方フィート?+
およそ 15 平方フィートです。住宅でもっとも多い寸法が 36 × 60 インチで、ちょうど 15 ft²、1.39 m²。見積もりでは、開口部を1つずつ測らずに図面で作業するとき、窓 1 か所 15 ft² を既定の引き算として使います。
壁面積から窓とドアを引きますか?+
塗料、壁紙、外壁材では引きます。石膏ボードはふつう引きません。板は開口部の上から張って、あとから切り抜くので、どのみち壁1面分を買うからです。どの工事でも、およそ 2 平方フィート未満の開口部は引かないでください。
「3050」のような窓の寸法表記は何ですか?+
フィートとインチの略号です。最初の 2 桁が幅、次の 2 桁が高さ。3050 は 3 ft 0 in × 5 ft 0 in、つまり 36 × 60 インチ、15 平方フィート。2436 は 2 ft 4 in × 3 ft 6 in です。日本のサッシの「16513」も同じ発想で、こちらは内法 165 cm × 130 cm をセンチメートルで表しています。
窓を壁から引けば塗装の手間も減りますか?+
壁の塗料は減りますが、塗装の手間は減りません。3 × 4 ft の窓は壁から 12 ft²(1.11 m²)を引きますが、代わりに見切りがおよそ 11 フィート——両側 4 ft と上枠 3 ft——に、窓台とその下の板が加わります。しかもふつうは艶のある塗料で、壁の艶消しとは別です。壁の塗料は平方フィート、造作の塗料は長さで買うので、小さな窓が多い家では引き算が小さく、造作の一覧が長くなります。
日本の居室に必要な窓の面積は?+
建築基準法第28条第1項と施行令第19条第3項により、住宅の居住のための居室では、採光に有効な部分の面積が床面積の7分の1以上必要です(基準に適合する照明設備等があれば10分の1まで緩和)。換気は法第28条第2項で床面積の20分の1以上。ただし「採光に有効な部分の面積」は窓の面積そのままではありません。施行令第20条により、開口部の面積に採光補正係数(上限 3.0、天窓は 3.0 倍、幅 90 cm 以上の縁側等があれば 0.7 倍)を掛けた値です。床面積 10 m² の居室なら必要な有効面積は 1.43 m² で、係数 0.7 なら窓は 2.04 m² 必要になります。適用は設計者と所管の窓口で確認してください。