手順
要点だけを先にまとめます。各手順は下で詳しく説明します。
- 空間の形を見分ける
測る面が長方形か、正方形か、円か、三角形か、L 型の部屋か、壁か、不定形かを決めます。形が、使う公式を決めます。
- 必要な寸法を取る
長方形なら長さと幅、円なら半径、三角形なら底辺と垂直の高さ。最初から最後までひとつの単位(フィートかインチ)で通し、すぼまる壁を捕まえるために数か所で測ってください。
- 正しい面積の公式を当てる
長方形は長さ × 幅、正方形は 1 辺²、円は π × r²、三角形は(底辺 × 高さ)÷ 2、台形は((a + b) ÷ 2)× h。違う形の公式を当てるのが、いちばん多い間違いです。
- 複数区画なら面積を合計する
L 型、U 型、不定形の部屋では、平面を単純な長方形か三角形に分け、面積を別々に計算して結果を足します。
- 材料のロスを足す
床材、タイル、屋根、芝、壁紙、石膏ボードでは、切り欠き、破損、柄合わせのために、計算した面積に 5〜20% を上乗せします。正確な値は工事の種類によります。
面積とは何か
面積は 2 次元の広がりを測るもので、このサイトでは平方フィート(ft²)と平方メートル(m²)を同時に示します。1 平方フィートは 1 辺ちょうど 12 インチの正方形——標準的な床タイル 1 枚と同じ大きさです。面積は、その場所が平らな空間をどれだけ占めるかを教えてくれます。
長さの単位(長さ、幅、高さ)は 1 次元で、どれだけ遠いかを教えます。平方の単位は 2 次元で、どれだけの面かを教えます。立方の単位(立方メートル、立方フィート)は 3 次元で、どれだけの体積かを教えます。
家と不動産の仕事のほとんどは 2 次元で起きます。床材、塗料、石膏ボード、屋根、庭、そして広告——どれも面積を基本の単位に取ります。
基本の公式——長さ × 幅
長方形の空間なら——部屋も壁も敷地もほとんどがそうです——面積は長さ × 幅です。長さ 12 フィート、幅 10 フィートの部屋なら 12 × 10 = 120 平方フィート、11.15 m²。
2 つの寸法は同じ単位でなければなりません。長さをフィート、幅をインチで測ったなら、掛ける前にどちらかを換算してください。インチをフィートにするには 12 で割ります。30 インチ ÷ 12 = 2.5 フィート。
正方形は、長さと幅が等しい特別な長方形です。10 × 10 ft の部屋は 100 平方フィート、9.29 m²。正方形であると同時に、100 平方フィートの長方形でもあります。
掛ける前に、2 つの寸法が同じ単位であることを必ず確かめてください。面積計算で単独としていちばん多い間違いは、ひとつの計算にフィートとインチを混ぜることです。

手順——長方形の部屋を測る
メジャーかレーザー距離計を持って、隅から始めます。片方の壁に沿ってメジャーを伸ばし、向かいの壁のところで読み取ります。書き留めてください。記憶を信用しないこと。
90 度向きを変えて、直交する壁を測ります。これも書き留めます。これで長さと幅が手に入りました。
2 つの数字を掛けます。その結果が、この長方形の部分の面積です。
- ·幅木や仕上げ材ではなく、壁の面まで測ってください。どちらもおよそ 1 インチ増やします。
- ·部屋が直角でない——隅が本当の直角でない——なら、いちばん長い長さといちばん広い幅を、数か所で別々に測ってください。
- ·測る前に部屋をスケッチしてください。測ったその場で、壁ごとに寸法を書き込みます。
- ·壁ごとに 2 回測って確かめてください。15 センチの違いでも、広い面では積み上がります。
そのほかの代表的な形の公式
この 6 つの公式で、実際に測るほとんどの空間をカバーできます。仕事は正しい形を選ぶことです。円では半径が直径の半分であること、三角形では高さが底辺から向かい合う頂点までの垂直距離であって斜めの辺の長さではないこと。この 2 つに注意してください。
| 形 | 公式 | 例 |
|---|---|---|
| 長方形 / 正方形 | 長さ × 幅 | 12 × 10 = 120 ft²(11.15 m²) |
| 円 | π × 半径² | π × 5² = 78.5 ft²(7.29 m²) |
| 三角形(底辺 + 高さ) | (底辺 × 高さ)÷ 2 | (10 × 8) ÷ 2 = 40 ft²(3.72 m²) |
| 台形 | ((上底 + 下底) ÷ 2)× 高さ | ((8 + 12) ÷ 2) × 6 = 60 ft²(5.57 m²) |
| 円環 | π × (R² − r²) | π × (10² − 6²) = 201 ft²(18.67 m²) |
| 平行四辺形 | 底辺 × 高さ | 10 × 7 = 70 ft²(6.50 m²) |

不定形への対処
たいていの部屋は完全な長方形ではありません。L 型や T 型、ニッチ、出窓、斜めの壁はどこにでもあります。変わらない戦略は、不定形を、すでに計算できる単純な形に分けることです。
L 型の部屋なら——L を 2 つの長方形に分ける線を引きます。それぞれ計算して足す。T 型も同じで、やはり長方形 2 つ。出窓なら、主となる長方形に、張り出しの小さな長方形か台形を足します。
曲線のある空間なら、長方形か台形で近似します。花壇の曲がった縁は、曲線の流れを平均する長方形 3〜4 個に分けられます。精度は 5% 以内に収まり、材料の見積もりにはそれで十分です。
複数の部屋と家全体を計算する
1 フロアや家全体なら、部屋ごとに測って面積を足してください。外周を測って掛けようとしないこと。不整形の平面ではそのやり方は成立しません。
廊下と階段の吹き抜けは、それがある階の床面積として数えます。階段が数えられるのは下の階だけで、上の階の吹き抜けは引きます。
米国の不動産広告では、測り方を ANSI Z765 が定めています。仕上げられ、空調の効く空間を、外壁の外側までで測ります。ガレージ、暖房のないポーチ、仕上げのない地下は除きます。

材料のロスを足す
計算した面積は下限にすぎません。実際の材料の注文には、切り欠き、失敗、あとの補修のためにもっと必要です。どれだけ多くするかは材料で決まります。
- ·塗料——5% の上乗せ(ふつう 2 回塗りで)
- ·カーペットとフローリング——10% の上乗せ
- ·標準的なタイルや無垢材——10% の上乗せ
- ·斜め張りのタイル、ヘリンボーンの木材——15〜20% の上乗せ
- ·複雑な模様、複数の部屋、六角形——20〜25% の上乗せ
タイルと自然石では、ロスの上にさらに 5〜10% を足して、数年後に 1 枚割れたときのために同じロットの材料を手元に残してください。
最初から最後まで計算した例
公式は単独で見れば明快ですが、実際の平面図の上では崩れます。だから、最初から最後まで測った家をひとつ。平屋、L 型、リビングに出窓、小屋裏へ上がる階段の吹き抜けつき。
主となる長方形から始めます。32 ft × 24 ft で 768 平方フィート(71.35 m²)。L の短い腕は 12 ft × 10 ft で 120 平方フィート(11.15 m²)を足します。小計 888 平方フィート、82.50 m²。2 つの腕は、へこみのところで別々に測ってください。外壁に沿ってメジャーを伸ばして掛けてはいけません。それは輪郭を測っていて、床を測っていません。
出窓は台形です。壁の開口 8 ft、外側の面 5 ft、張り出し 2 ft。平行な 2 辺を平均して張り出しを掛けます。((8 + 5) ÷ 2) × 2 = 13 平方フィート、1.21 m²。小計 901 平方フィート、83.71 m²。
次に、床でないものを引きます。階段の吹き抜けは 3 ft × 9 ft なので 27 平方フィート(2.51 m²)を引く。暖炉の囲いは 2 ft × 1.5 ft でさらに 3 平方フィート。残るのは 871 平方フィート、80.92 m² の実測の床面積——ロスを足す前の、正直な数字です。
最後に、この数字を何に使うかを決めます。床材の注文なら 871 にロスを足す。10% なら 958.1、切り上げて 959 平方フィート、89.09 m² を買います。広告なら、871 は内法の面積で、広告は外側の寸法を使うので、いずれにせよ別の書き方になります。同じ家に、正しい数字が 3 つ。それらを混同するのが、この分野でいちばん高くつく間違いです。
部分ごとに、測ったその場で書き留めてください。小計を頭の中に置かないこと。長方形ごとに名前と寸法を書いたスケッチは 2 分で描けて、部屋を二重に測ったりまるごと落としたりすることへの、唯一確実な防御です。

始める前に——間違いを防ぐ道具と習慣
7.6 メートル(25 ft)のメジャーがあれば、どの部屋でも足ります。レーザー距離計はもっと速く、メジャーがたわむ距離も越えられます。多くの機器は部屋くらいの距離でおよそ 3 ミリの精度を保ち、材料の注文には十分すぎます。
ほとんどすべての間違いを防ぐ習慣は、次に進む前に測定値をその場で書き留めることです。頭の中の数字は入れ替わります。148 が 184 に入れ替わるのは、2 度塗るか、まったく塗らないかになる 91 センチの壁です。
床に関わることはすべて、腰の高さではなく床のところで測ってください。幅木、壁のふくらみ、造り付けは下にあり、覆うのは床です。
部屋を長方形と決めてかかる前に、本当に直角かを確かめてください。両方の対角線を測ります。本物の長方形なら等しくなります。指の幅より大きく違うなら、その部屋は台形で、長さ × 幅は、部屋が持っていない面積を報告します。
あとで戻る部屋のために数字の一覧を作るのではなく、描いて名前を付けてください。一覧は「12 くらいと 14 くらい」としか言いませんが、図はどの壁がどれかを言います。
お金を使う前に結果を検算する
面積の計算はどれも、常識的な検算で終わるべきです。高くつく間違いは桁の間違い——小数点の位置か、インチで書いた長さをフィートとして使ったか——だからです。
その空間が収まるはずの範囲と、結果を比べてください。2 つ目の寝室が 600 平方フィートになる、家が 400 平方フィートになる。どんなに丁寧な計算でも見つけられない種類の間違いです。
基準になる数字が 2 つ役に立ちます。2025 年に完成した米国の新築戸建て住宅の中央値は 2,142 平方フィート、199.00 m²。2025 年の米国の集合住宅の平均は 910 平方フィート、84.54 m²。家全体の数字がこの範囲から大きく外れているなら、それを土台にする前に理由を突き止めてください。
そのあと、別の道で計算を確かめます。12.33 ft × 8.83 ft を掛けて 108.9 平方フィートが出たなら、元のインチを掛けて——148 × 106 = 15,688——144 で割って裏を取ります。違う 2 つの道で同じ数字にたどり着くのが本当の検算です。同じ計算をもう一度読むことは、検算ではありません。
| 空間 | 典型的な範囲 |
|---|---|
| 2 つ目の寝室 | 100〜150 ft²(9.29〜13.94 m²) |
| 主寝室 | 200〜350 ft²(18.58〜32.52 m²) |
| 浴室(フル) | 35〜100 ft²(3.25〜9.29 m²) |
| キッチン | 100〜200 ft²(9.29〜18.58 m²) |
| リビング | 200〜400 ft²(18.58〜37.16 m²) |
| 2 台用ガレージ | 400〜576 ft²(37.16〜53.51 m²) |
| 米国の集合住宅の平均(2025 年) | 910 ft²(84.54 m²) |
| 米国の新築戸建ての中央値(2025 年) | 2,142 ft²(199.00 m²) |
代表的な単位と換算
これらの係数のいくつかは定義により正確で、いくつかはそうではありません。その差は大きな数字で表に出ます。144、9、43,560、0.09290304 は正確な定義です。1 フィートが定義により 0.3048 メートルだからです。逆向きの 10.763910416… と 2.471053814… は割り切れず、丸めた形で使うと小さいながら実在するずれを残します。
実務で効くのはこの点です——メートルで測るなら、何かを換算する前にメートルのまま計算してください。3.66 m × 4.27 m はそのまま 15.63 m²。同じ部屋を 12 × 14 ft を経由して換算すると 15.61 m² になります。差は測定誤差よりずっと小さいものの、2 人が 2 つの道を通って厳密に同じ数字にならない理由はここにあります。
日本の単位で言い直すなら、平方メートルを 3.305785 で割れば坪です。この 871 平方フィートの家なら 80.92 m²、24.48 坪。ただし、その坪数が何を割ったものか——壁芯なのか内法なのか——を必ず添えてください。
| から | へ | 計算 |
|---|---|---|
| 平方インチ | 平方フィート | ÷ 144 |
| 平方フィート | 平方メートル | × 0.09290304 |
| 平方メートル | 平方フィート | ÷ 0.09290304(丸めた 10.764 を掛けても近い) |
| 平方フィート | 平方ヤード | ÷ 9 |
| 平方メートル | 坪 | ÷ 3.305785 |
| 平方フィート | エーカー | ÷ 43,560 |
| エーカー | 平方フィート | × 43,560 |
よくある質問
平方フィートはどう計算しますか?+
家の面積はどう測りますか?+
部屋を全部測らずに面積を概算するには?+
面積を出すいちばん簡単な方法は?+
部屋の面積はどう計算しますか?+
12x12 の部屋は何平方フィートですか?+
収納や廊下は面積に入れますか?+
フィートとインチから面積を計算するには?+
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