手順
要点だけを先にまとめます。各手順は下で詳しく説明します。
- 計算を仕上げ、もう一度読む
すべての区画を入力し、ロス率を決め、記録する前に頭の中の見当と結果を突き合わせます。記録する価値があるのは、常識で検算した数字のほうです。
- ページを印刷する
計算ツールの上にある印刷ボタンを使います。印刷されるのは計算ツールだけで、まわりの記事は出ません。サイト名、何を測ったか、日付、入力したすべての寸法、縮尺の図、そして結果が入った 1 枚の書類になります。
- 紙ではなく PDF に保存する
印刷のダイアログで、出力先に PDF への保存を選びます。見積もり依頼に添付したり、製品の資料と一緒に保管したりできるファイルになります。紙を記録に変えるのはこの一手です。
- 印刷に写らないものを書き足す
隅、見切り、階段、収納、開口部、そして見えている下地の写真を撮り、誰が何のために測ったかを書きます。印刷が持っているのは形状で、写真が持っているのは見積もりを変える条件です。
- 寸法をリンクで共有する
どの計算ツールのページも、長さと幅を URL から読みます。/ja/calculators/room/#l=12&w=10 は、値の入った状態で開きます。相手が入力し直さずに自分の数字を見られるよう、これを送ってください。
短い答え
計算ツールを PDF に印刷してください。そのページには寸法、図、ロス率、結果、日付が載ります。仕入れ先があなたの計算を検算するのに必要なものが全部そろいます。
数字ではなく計算そのものを送るには、寸法を URL に入れます。/ja/calculators/room/#l=12&w=10 は、12 と 10 が入った状態で部屋の計算ツールを開きます。このサイトの計算ツールのページは、この 2 つのパラメータを読みます。
アカウントも、保存したプロジェクトも、履歴もありません。これは意図したものです——サイトはあなたについて何も保持しません——が、印刷もブックマークもしなかった結果は、タブを閉じた時点で消えるということでもあります。
何があれば結果を再現できるのか
試験は単純です。あなたが残したものから、別の人が同じ数字にたどり着けるか。裸の答えは不合格です。それを作ったすべての判断——どの形か、どの寸法か、収納を数えたか、ロスをいくつ足したか——を隠してしまうからです。
印刷は合格します。入力を結果の横に置いたままにするからです。区画ごとに自分の寸法と縮尺の図が出るので、読む人は 12 ft 6 in × 10 ft が正方形に近い長方形だとひと目で分かり、その下の合計が 125.00 平方フィート、11.61 m² だと分かります。2 区画なら 2 つのブロックとしてそれぞれの小計つきで印刷され、最後の表に合計と換算と、ロスを足した面積が出ます。
日付は見た目以上に効きます。測定には賞味期限があります——壁が動かされ、花壇の縁が刈られ、収納が開けられる——ので、日付のない数字は、数か月にわたる工事の中で位置づけられません。
| 何を | どこから | あとで効く理由 |
|---|---|---|
| 寸法と形 | 印刷 | 誰でも計算をやり直せる |
| 縮尺の図 | 印刷 | 寸法を入れ違えたことがひと目で分かる |
| ロス率と注文する面積 | 印刷 | 実測面積だけでなく、何を根拠に注文したかが分かる |
| 測定した日付 | 印刷 | 進行中の工事の中で数字を位置づけられる |
| 現況の写真 | 自分で | 印刷には写らない下地、見切り、傷 |
| 箱に書かれた面積 | 製品の箱 | 面積を数量に変える |
数字ではなく、計算を共有する
どの計算ツールのページも、長さと幅を URL から読みます。?l= と &w= をフィートで足せば、値が入って計算まで済んだ状態でページが開きます。/ja/calculators/tile/#l=12&w=10 なら、タイル用のロス率が設定された 120 平方フィートになります。
答えを送るよりこちらのほうが役に立ちます。受け取った側が変えられるからです。部屋は 12 ft ではなく 12 ft 4 in だと思っている職人は、ひとつの欄を直せば差がすぐ見えます。同じ計算ツール、同じ前提のままで。
どのページでも使えるので、相手の職種に合った道具へ、寸法を入れたまま案内できます。塗装なら塗料のページ、タイルならタイルのページへ。値には妥当な範囲の制限があるので、壊れたリンクはでたらめを表示せず、空欄に戻ります。
運べるのは長さと幅だけです。円、台形、複数区画の計算はリンクでは渡りません。それらを送る手段は印刷です。
部屋の広さの早見表は、まさにこの仕組みでできています。表の各行が、その数字で計算ツールを開くリンクです。あなたが手で組み立てられるのと同じ仕組みです。
送られてきた数字を検算する
同じ習慣は逆向きにも働き、そちらのほうが得をします。面積の入った見積もりが届いたら、合計をうのみにせず寸法を聞いてください。そうすれば、10 秒で計算が自分の手に戻ります。
2 つの質問でたいていの食い違いは決着します。ひとつ目——その面積は寸法と合っているか。掛けて確かめます。12 ft 6 in × 10 ft と書かれた部屋は 125 平方フィートのはずです。見積もりが 131 と言うなら、別のものを測ったか、もう何かを足してあるかです。
ふたつ目——それは実測面積か、注文する面積か。一方を他方で割ればロス率が現れます。実測 131.25 平方フィート(12.19 m²)に対して 144.38 平方フィートの見積もりなら、144.38 ÷ 131.25 = 1.10。すでに 10% の予備が入っています。そこへ自分の 10% を重ねると、同じ切り落としのために 2 度払うことになります。
高くつくのはこの 2 つ目の行き違いで、しかも両方向に起きます。実測面積を出す業者は、あなたがロスを足すものと思っています。注文する面積を出す業者はそう思っていません。どちらも間違っておらず、数字だけを見ても区別できません。入力を答えの横に置いておくのは、まさにこのためです。
示された面積を自分の実測で割った値が 1.05、1.10、1.15 のあたりなら、ロスはもう入っています。自分のぶんを足す前に確認してください。
仕入れ先にはどの単位で書くか
面積の結果だけでは、まだ注文になりません。日本の見積もりは 3 つの違う単位に分かれるので、こちらのメモが最初から分けてあれば、見積もりは一度で正しく返ってきます。
平方メートルは覆う面のもの——床、壁、天井、外壁。個・枚・組は数えるもの——建具、窓、見切り、コンセントプレート。そしてメートルは線に沿って走るすべて——幅木、回り縁、見切り材、天板の前端。
この 3 つを混ぜたところで、見積もりはいちばんよく欠けます。「リビング 27 m²」というメモは床のことを言っていて、幅木が 21 メートルあることは言っていません。仕入れ先にも分かりません。あなたが何を求めているかを知らないからです。
日本の見積もりでは、もうひとつ「一式」という書き方に注意が要ります。金額はあっても数量が見えないので、あとで数量の食い違いを検算できません。平方メートル、メートル、個に分けて数量を入れてもらってください。項目が分かれていれば、届いた材料と突き合わせられます。
印刷したページが平方メートルのぶんを持っています。その横に 2 行——数えるものと、長さで買うもの——を足せば、送るものは数字ではなく、見積もりを取れる一覧になります。同じメモに測定日と、どこから測ったかも書いてください。数週間後に見積もりが返ってきたとき、いちばん役に立つ 1 行になります。
このサイトが意図的にやらないこと
ログインなし、保存プロジェクトなし、履歴なし、そしてあなたが入力したものをサーバーに記録することもありません。計算はすべてブラウザの中で行われ、どこへも送られません。
これは引き換えです。端末をまたいだ同期はなく、過去の工事の一覧に戻ることもできず、ページを再読み込みすると入力は消えます。同時に、失うアカウントがなく、漏れるものがなく、あなたが誰かを尋ねる理由もサイトの側にありません。
だから実務上の習慣はこうなります——その計算に意味があるなら、タブを閉じる前に印刷する。この 5 分だけの話なら、気にしなくてかまいません。
記録は工事と一緒に置いておく
印刷が本当に価値を見せるのは、誰も前もって備えない 2 つの場面です。ひとつ目は数量をめぐる食い違い——見積もりが別の面積を前提にしていた、あるいは納品が足りなかった——で、寸法とロス率の入った日付つきの 1 枚が、ひと目で決着をつけます。
ふたつ目は、何年もあとの補修です。廃番になった床材を合わせるには、製品名、ロット番号、当初の数量が要ります。それは箱と注文書にあって、あなたの記憶にはありません。印刷を請求書と、製品ラベルの写真と一緒に保管してください。そうすれば将来の補修は、調査ではなく 1 本の電話になります。
よくある質問
このサイトで計算を保存できますか?+
結果を職人に共有するには?+
印刷ボタンはページ全体を印刷しますか?+
あとで戻ったら寸法は残っていますか?+
Ready to calculate?
計算ツールを開く