部屋の面積計算ツール
寝室、リビング、キッチン、浴室、変わった形の空間まで、どんな部屋でも面積を測れます。寸法をフィートとインチで入力すると、結果がその場で表示されます。

部屋の計算ツール

部屋の測り方
標準的な長方形の部屋では、一方の辺に沿って壁から壁まで長さを測り、次に隣り合う辺に沿って壁から壁まで幅を測ります。この2つを掛け合わせれば面積です。
正確を期すなら、各方向を2か所で測ってください。部屋の手前寄りで1回、奥寄りで1回です。とくに古い家では1本の壁で1インチ以上すぼまることがあり、その差は工事全体では無視できない量になります。
測るのは必ず仕上げ面の内側までで、下地や柱までではありません。床工事なら、床材を止めたい位置まで測ります。ふつうは出入口の敷居の下です。
部屋をきちんと測るには
たいていの部屋は名目上は長方形ですが、施工誤差のせいで完全な直角にはなっていません。正しい測り方は次のとおりです。
各壁を上下2か所で測り、平均を取ります。壁は年月と地盤沈下でわずかにたわみます。
メジャーかレーザー距離計を使います。12 ft を超える距離ではメジャーがたわんで誤差が出るため、レーザーの方が正確です。
測るのは仕上げ壁の内側の面まで。下地の柱でも、構造材でもありません。
クローゼットのある部屋では、含めるかどうかを先に決めます。材料の発注なら含める、面積の申告なら状況によります。
対角線で検算します。12 × 14 ft の部屋なら対角線は √(144+196) = 18.44 ft のはずです。対角線が合わなければ、どちらかの壁の測定が間違っています。
代表的な部屋の広さ
寝室(小):10 × 10 ft = 100 ft²。子ども部屋や小さな客間。
寝室(標準):11 × 12 ft = 132 ft² または 12 × 12 ft = 144 ft²。米国の寝室の大半がこの範囲です。
寝室(大):12 × 14 ft = 168 ft² または 14 × 16 ft = 224 ft²。
主寝室:14 × 16 ft = 224 ft² が標準で、高級住宅では 16 × 20 = 320 ft² まで。
リビング:12 × 18 ft = 216 ft² または 15 × 20 ft = 300 ft² が一般的。
ファミリールーム:16 × 20 ft = 320 ft² が一般的。
キッチン:10 × 12 ft = 120 ft²(小)から 16 × 20 ft = 320 ft²(大)まで。
ダイニング:12 × 14 ft = 168 ft²。
浴室(3点ユニット):5 × 8 ft = 40 ft²(最小)から 10 × 12 ft = 120 ft²(高級)まで。
トイレ・パウダールーム:4 × 5 ft = 20 ft²。
ウォークインクローゼット:5 × 7 ft = 35 ft²(小)から 10 × 12 ft = 120 ft²(大)まで。
代表的な広さと、その数字が何を測っているのか
部屋の広さはいくつかの値の周りに集まります。きりのよい数字ではなく、家具と法規の条件に合わせて造られるからです。よくある範囲を知っておくと妥当性の検算になります。寝室を測って 90 ft² が出たなら、本当に狭いか、メジャーがずれたかのどちらかです。
下の表は、米国の住宅における部屋の種類ごとの一般的な寸法と、そこから出る面積です。自分の測定値を確かめるための目安であって、測ることの代わりにはなりません。測る理由は、あなたの家が平均的な家ではないことにあります。
米国では寝室に法規上の下限があります。多くの州で、寝室と呼ぶには床面積 70 ft² 以上、水平方向の最小寸法 7 ft 以上、そして避難条件を満たす窓が必要です。6 × 12 ft の部屋は 72 ft² ありますが 7 ft の条件を満たさず、細長い部屋が書斎として売られるのはこのためです。
日本の基準はまったく別物です。建築基準法に居室の最低床面積の定めはなく、代わりに寸法と開口部が規制されています。建築基準法施行令第21条は居室の天井高を 2.1 m 以上と定め、天井高が一定でない部屋では平均の高さで判断すると明記しています。採光については、法第28条第1項と施行令第19条第3項により、住宅の居住のための居室では採光に有効な開口部の面積が床面積の7分の1以上必要で、大臣が定める基準に従った照明設備などを設けた場合は10分の1まで緩和されます。換気については法第28条第2項が床面積の20分の1以上を求めています。米国の 70 ft² をそのまま日本に持ち込まないでください。
最後まで計算した例——標準的な寝室で 11 ft 6 in × 13 ft 3 in。まずインチを直します。11.5 ft × 13.25 ft。掛けると 152.4 ft²。標準的な寝室の帯のちょうど真ん中に落ちるので、この測定値をもとに何かを発注する前に、値が妥当だと分かります。
この数字は平方メートルと坪にも直しておきましょう。日本で部屋の広さを話すのは m² と坪であって、平方フィートではないからです。換算係数は正確な定義で、1 ft² = 0.09290304 m²。小さな寝室の 100 ft² は 9.29 m²(2.81 坪)、標準的な寝室の 132 ft² は 12.26 m²(3.71 坪)、大きめの 168 ft² は 15.61 m²(4.72 坪)、主寝室の 224 ft² は 20.81 m²(6.30 坪)、リビングの 320 ft² は 29.73 m²(8.99 坪)です。日本の広告も見積書も2列目の言葉で話すので、工務店や店で寸法を伝えるときは m² で言い、平方フィートは横に添えてください。
両方の単位を持ち歩く実務上の理由がもうひとつあります。日本で売られる床材やタイルは施工面積を m² で表示するのに対し、このページの計算や米国の製品資料はフィートで進みます。ケース数を間違える原因でいちばん多いのは、一方の単位をもう一方と読み違えることです。発注の前に、どの数字がどの単位なのかを必ず書き添えてください。
測るのは床際、幅木に沿ってです。家具の上を腰の高さで測ってはいけません。古い家では壁が平行でないことが多いので、部屋の両端で測り、材料の発注には大きい方を使ってください。材料は切れますが、伸ばすことはできません。
| 部屋の種類 | 一般的な寸法 | 一般的な面積 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 寝室(小) | 10 × 10 〜 11 × 12 ft | 100〜132 ft² | 米国の法規上の下限は 70 ft² |
| 寝室(標準) | 11 × 12 〜 12 × 14 ft | 132〜168 ft² | セミダブルとチェストが入る |
| 主寝室 | 14 × 16 〜 16 × 20 ft | 224〜320 ft² | キングサイズと通路が取れる |
| リビング | 12 × 18 〜 16 × 24 ft | 216〜384 ft² | 多くの住宅で最大の部屋 |
| キッチン | 10 × 12 〜 14 × 16 ft | 120〜224 ft² | 設備の外まわりを測る |
| ダイニング | 10 × 12 〜 14 × 16 ft | 120〜224 ft² | 椅子の後ろに 90 cm 残す |
| 浴室(3点) | 5 × 8 〜 8 × 10 ft | 40〜80 ft² | 5 × 8 は定番の3点間取り |
| 書斎・ワークスペース | 8 × 10 〜 12 × 12 ft | 80〜144 ft² | 小さな寝室からの転用が多い |
よく調べられる部屋の寸法と面積
ここに並べたのは、実際にいちばんよく調べられている部屋の寸法です。どれも単純な長さ×幅——上の計算ツールがしているのと同じ計算——ですが、標準的な寸法の部屋なら入力の手間が省けます。
どの行をクリックしても計算ツールにそのまま読み込まれ、そこから数字を変えられます。リンクは寸法をURLのパラメータで運ぶので、部屋の寸法を保存したり誰かに送ったりしても、入力済みの状態で開きます。
平方メートルと坪の列があるのは、日本で広さを扱う単位がそちらだからです。不動産の広告も、リフォームの見積もりも、床材の施工面積も m² で動きます。
自分の部屋が一覧になかったり、単純な長方形でなかったりする場合は計算ツールを使ってください。入隅、出っ張り、隅切りのある部屋はどれも分割して合計する必要があり、トップページのマルチエリア機能はそのために作られています。
| 寸法 | 平方フィート | 平方メートル | 坪 |
|---|---|---|---|
| 10 × 16 ft | 160 ft² | 14.9 m² | 4.5 坪 |
| 12 × 13 ft | 156 ft² | 14.5 m² | 4.4 坪 |
| 12 × 20 ft | 240 ft² | 22.3 m² | 6.7 坪 |
| 14 × 12 ft | 168 ft² | 15.6 m² | 4.7 坪 |
| 14 × 14 ft | 196 ft² | 18.2 m² | 5.5 坪 |
| 20 × 10 ft | 200 ft² | 18.6 m² | 5.6 坪 |
| 20 × 15 ft | 300 ft² | 27.9 m² | 8.4 坪 |
| 20 × 70 ft | 1,400 ft² | 130.1 m² | 39.4 坪 |
| 40 × 8 ft | 320 ft² | 29.7 m² | 9.0 坪 |
| 50 × 20 ft | 1,000 ft² | 92.9 m² | 28.1 坪 |
同じ部屋でも工事の種類で必要な数字が変わる
同じ部屋でも、何をするかによって必要な数字は変わります。
床:壁から壁までの部屋の寸法。クローゼットの中も張るなら足します。
塗装:壁面積(周長 × 天井高)から開口部を引いた値。床面積ではありません。
壁紙:塗装と同じで、そこに柄の繰り返し分のロスを足します。
天井の塗装・クロス:床面積と同じです。天井は床を追いかけるので。
浴室の壁タイル:張る範囲の壁面積だけ。
廻り縁:長さで数えるので、平方フィートではありません。
幅木:周長から出入口の幅を引いた長さ。平方フィートではありません。
石膏ボード:床 + 壁 + 天井の面積。ボードはその3面すべてを覆うからです。
断熱材:種類によります。天井断熱は床面積から、壁断熱は壁面積から出します。
部屋が直角でないことは多く、それが数字を変える
上の手順03は「いちばん広いところを測る」と言っており、材料を発注するうえではそれが正しい指示です。ただし、それは部屋の面積として記録すべき数字ではありません。人に数字を伝える前に、この違いを押さえておいてください。
幅は部屋の中央で1回ではなく、両端で測ります。古い家なら1本の壁で2〜4インチ違うのはふつうのことです。構造が動き、下地が波打ち、増築部分が既存部分と直角に取り合うことはめったにありません。
最後まで計算した例。長さ 14 ft、幅が片側 12 ft 0 in、反対側 12 ft 4 in の部屋。いちばん広いところで掛けると 12.333 × 14 = 172.67 ft²。実際の面積は台形で、(12 + 12.333) ÷ 2 × 14 = 170.33 ft²。いちばん狭いところで掛ければ 168.00。本当の数字はその間にあり、最大幅から出した値より 2.33 ft²、率にして約 1.4% 小さくなります。
発注は 172.67 で、記録は 170.33 で。最大幅で発注するのは意図的な判断です。フローリングやタイルは部屋を貫いて走り、すぼまりは片側の壁際の切りしろに吸収されます。必要なのは最も広い線の分の材料であって、平均ではありません。ただし 172.67 は買うための数字であって、測定結果ではありません。これを図面や広告に書けば、部屋を実際より広く見せることになります。
測るのは床際、メジャーを仕上げ壁に当てて、幅木の厚みを考慮して。腰の高さで持ったメジャーは逃げますし、幅木に当てたメジャーは幅木の厚みのぶんだけ壁の手前で止まります。どちらも小さな誤差ですが、どちらも同じ向き——小さく出る向き——なので足し合わさります。
Step-by-step measurement guide
部屋の端を空ける
メジャーがまっすぐ壁まで届くように、家具を壁から離します。数インチの障害物でも測定は狂います。
長さを測る
メジャーの先を一方の壁に引っ掛け、まっすぐ向かいの壁まで伸ばします。フィートとインチで記録してください。
幅を測る
長さと直交する向きで同じことをします。壁が完全に平行でないときは、いちばん広いところの値を取ります。
掛け算する
長さ × 幅 = 面積。あるいは上の計算ツールに数字を入れて、計算そのものを飛ばしてください。
ロス率を足す
材料を発注するなら、工事の種類に応じて5〜15%を足します。材料を選べば計算ツールが自動で処理します。
Pro tips
フィートとインチの両方を測る
12 ft 7 in を 12 ft に丸めないでください。ごく小さな丸め誤差でも、部屋の長さ全体では積み上がります。
測りながら描く
部屋の形を手描きし、各壁の寸法をその図に直接書き込みます。間違いに気づくのがはるかに早くなります。
床工事ではクローゼットも数える
床材を買うときは、クローゼットや小さなくぼみも足してください。そこにも床を張る必要があります。
造り付けは引く
造り付け家具、暖炉、天井までの収納は、張るべき面積を減らします。寸法を測って引いてください。