短い答え
測ることに季節はありません。長さ × 幅は天気に関心がなく、このサイトのどの計算ツールも冬に違う振る舞いをしたりしません。
季節が効くのは、そのまわりの 3 つです。測るものが見えているか、届いた材料をその時期に施工できるか、届くまでにどれだけかかるか。注文の日程はそれに合わせて組んでください。面積のほうを補正してはいけません。
季節が本当に数字を動かす場所はひとつだけ——あとの補修のために取っておく予備です。納期が長い、あるいは廃番が近い商品では、予備の 1 箱の価値が上がります。あとから同じものが買えないからです。
屋内——部屋は動かない、材料は動く
無垢の木は周囲に合わせて湿気を吸ったり吐いたりし、そのとき木目に直角の方向に伸び縮みします。だから木の床は施工前に部屋で馴染ませ、外周に伸縮の隙間を取って張ります。ふつう 6〜13 ミリメートルですが、製品と板幅で変わるので、パッケージに書かれた数字に従ってください。
これはどれも、注文する面積を変えません。隙間は幅木の下に隠れる施工上の逃げであって、引き算ではありません。どのみち壁から壁まで覆いますし、この隙間は床の 1% 未満、ロス率の 10% に対して桁が違います。ほかの月とまったく同じように、実測面積にロスを足して注文してください。
変わるのは、荷物がいつ届くべきかです。届いたその日に張った材料は馴染んでいません。暖房のない車庫に 2 週間置かれた材料は、車庫に馴染んでいます。どちらも避けるには、数日前に届くよう注文し、実際に張る部屋へ搬入してもらうことです。
塗料でも同じ規則がもっと単純な形で現れます。缶には施工可能な最低温度が書かれていて、真冬の暖房のない部屋はそれを下回ることがあります。壁の面積は変わりません。変わるのは日程です。
日本ではもうひとつ、梅雨があります。湿度が高い時期に馴染ませた無垢材を、乾いた冬に暖房の効いた部屋へ入れると、その差のぶんだけ縮みます。これも面積ではなく、施工の隙間と時期の話です。
屋外——測るものが見えているか
人が実際にぶつかる季節の問題はこれです。雪の下の芝生、落ち葉の下のデッキ、8 月のあいだに芝へせり出した花壇の縁は、正直に測れません。しかもその誤差は小さくありません。間口 12 m の花壇が 30 cm 芝に食い込んでいれば 3.6 m²(38.8 ft²)、そのぶん芝生を注文し損ねます。
動かない硬い縁から測ってください——外壁、フェンス、擁壁、見切り。1 年後に測り直しても同じ数字を返す輪郭になります。植栽はその輪郭からの引き算として扱い、芝生全体ではなく引き算のほうを測り直します。
屋根や外壁では、同じ理屈が見え方ではなく足場の問題になります。地上からメジャーと勾配係数で測るのはどんな天気でもできますが、確認のためにはしごを登るのはそうではありません。
隠れた縁の本当の代償
屋外の問題には数字を付ける価値があります。「見えるときに測れ」は、聞き流せる助言に聞こえるからです。材料がパレット単位に切り上がった瞬間、そうではなくなります。
フェンスに挟まれた 78 ft × 50 ft、23.77 × 15.24 m の芝生を考えます。3,900 平方フィート、362.32 m²。ここで、長辺に沿った花壇が最後の芝刈り以降 30 cm ほど芝に食い込んだとします。測っているうちの 78 平方フィート(7.25 m²)は花壇であって芝生ではないので、本当の数字は 3,822 です。
2 パーセント。何でもないように聞こえますし、たいていの材料ではそのとおりです。芝は「たいていの材料」ではありません。およそ 450 平方フィート、41.81 m² 積まれたパレットで届きます。正しい数字は 3,822 × 1.05 = 4,013 平方フィート、8.92 パレット、つまり 9 枚。多すぎる数字は 3,900 × 1.05 = 4,095、9.1 パレット、つまり 10 枚。見えていなかった 30 cm の花壇の縁が、生ものの材料をまるまる 1 パレット余分に買わせたわけです。
これは「買う単位に切り上がる」という一般則の一例で、屋外の工事で季節がとりわけ効く理由でもあります。屋内なら、壁は去年とだいたい同じところにあります。屋外では輪郭が動き、推測した輪郭は測定ではありません。
| どこまで測ったか | 注文する面積(+5%) | パレット |
|---|---|---|
| フェンスまで | 3,900 → 4,095 ft² | 10 枚 |
| 実際の花壇の縁まで | 3,822 → 4,013 ft² | 9 枚 |
測る時期ではなく、施工できる時期
いくつかの材料には、それ以下では施工すべきでない温度の目安があります。どれも数量を変えません。変えるのは、届いた数量がその時に使える状態かどうかです。
コンクリートがいちばんうるさい相手です。気温が低いときの打設は養生と管理が要り、生コン工場はそれぞれの基準を持っています。配合と打設後の環境で変わるので、数字を決め打ちせず自分の工場に聞いてください。日本では時期によって寒中コンクリート、暑中コンクリートとして別の扱いになります。アスファルトシングルがもうひとつの典型で、糊の帯が熱で活性化するため、寒い時期に葺くと 1 枚ずつ手で貼る必要が出ることがあります。芝は逆の問題を抱えています。注文を受けてから切る生ものなので、温度よりも生育期であることと、届いてすぐ敷けることのほうが効きます。日本でよく使われる高麗芝は暖地型で、冬は休眠します。
この一覧は日程の制約として読んでください。屋根の square の数は、2 月でも 6 月でも同じです。
| 面 | 季節が影響するもの | 面積への影響 |
|---|---|---|
| 屋内の床 | 施工前に馴染ませる時間、納品の時期 | なし |
| 屋内の壁 | 塗料の施工可能な最低温度 | なし |
| 芝生や花壇 | 縁が測れるだけ現れているか | なし——ただし隠れた縁は測定の誤差 |
| テラスや駐車スペース | 打設の条件、養生中の覆い | なし |
| 屋根 | シングルが接着するか、確認のための安全な足場 | なし |
納期が変えるのは予備であって、注文量ではない
季節が動かしてよい唯一の数字は、予備として取っておく量です。このサイトが一貫して勧めているのは、切り落としのロスとは別に、同じロットの 1 箱を残しておくこと。製造ロットで色味が変わり、あとの補修が染みのように見えることがあるからです。
その 1 箱は、納期が長い商品、季節商品、廃番が近い商品ほど価値が上がります。仕入れ先が日ではなく週の単位で話すなら、あるいはそのシリーズが終わりかけているなら、予備は任意の追加ではなく注文の一部として扱ってください。その状況で 1 箱足りないのは、買い足しに行く用事ではなく、別の床になるということです。
この選択の値段も出しておきます。サイト全体で使っている 131.25 平方フィート(12.19 m²)の部屋なら、8 箱ではなく 9 箱買うのは材料費のおよそ 8 分の 1、12.5% の上乗せ。ロットが合わずに床を張り直すことに比べれば安いものです。
測定に日付を付け、どこから測ったかを書く
測定は、再現できてはじめて価値があります。再現するには数字だけでなく、どこからどこまで取ったのかが要ります。「芝生 3,900 平方フィート」は半年後に何も語りません。「フェンスからフェンスまで 78 × 50 ft、花壇は引かず」は語りますし、次の人が同じ場所から測って同じ数字を得ます。
書くのは 4 つです。日付、どの縁とどの縁のあいだで取ったか、何を引いたか、何を引かなかったか。4 つとも 1 行に収まりますし、これがないと測定は月ごとに価値を失う見当になります。
このサイトの計算ツールの印刷は、日付を自分で刷ります。ページを生成した日ではなく、印刷した日です。スケッチと一緒に綴じておくほうが、同じことを手で書くより速いはずです。
測り直しの頻度は——屋内なら、壁が動いていない限りは不要。屋外なら、輪郭を植栽が決めているなら季節ごと、硬い縁なら不要。つまり、屋外の測定をどの縁に固定するかという選択が、どれくらいの頻度で測り直すことになるかまで決めているわけです。
では、いつ測るのか
面が現れていて、安全に近づけるときならいつでも。そのあと日付とともに書き留めてください。数字は残りますが、そのまわりの事情は残らないからです。3 月に硬い縁まで測った芝生は 9 月でもまだ正しく、花壇の縁まで測ったものはそうではありません。
注文は、材料が工事の時期の近くに届くように。予備は、その材料が何に左右されるかと、あとから買い足すのがどれだけ難しいかに合わせて決めてください。
このページから 1 つだけ持ち帰るなら——季節に合わせて面積を補正してはいけません。補正するのは日程と予備です。天気で変わる数字は季節の効果ではなく、測定の誤差です。
よくある質問
気温や湿度で面積は変わりますか?+
床材はいつ届くべきですか?+
芝生を測るのに悪い季節はありますか?+
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