間取り図から面積を出す計算ツール
間取り図の面積は、部屋を1つずつ測って合計すれば出ます。この計算ツールは、複数の部屋、L 型の平面、出窓をひとつの計算の中で扱い、結果を平方フィート、平方メートル、平方ヤードで返します。

間取りの計算ツール

部屋ごとに測る
すでに建っている建物では、部屋ごとに内法の寸法を取り、間取りのスケッチに書き込みます。全部屋を合計してから、廊下と階段まわりの面積を足してください。
寝室 3・浴室 2 のよくある平屋なら、リビング(およそ 250 ft²)、キッチン(およそ 200)、ダイニング(およそ 150)、寝室 3 室(各およそ 150)、浴室 2 室(各およそ 50)、廊下(およそ 80)で、内法の面積がおよそ 1,230 ft²。壁を足して全体でおよそ 1,350〜1,380 ft² になります。
内法の面積と壁を含む面積
内法の寸法を合計すると、実際に床として使える面積——つまり床材を張れる面積が出ます。ANSI Z765 による公式の面積は、外壁の外側までを測り、壁そのものを含みます。
内法の面積と壁を含む全体の面積の差は、住宅ではふつう 10〜12%。内法で 1,500 ft²(139.4 m²)の家なら、ANSI では 1,650〜1,700 ft²(153.3〜157.9 m²)になるのがふつうです。
日本では、この 2 つが広告で壁芯面積と内法面積として現れ、材料を発注するときにはもうひとつ——壁の内側の床の面積——が要ります。マンションの登記簿は内法、パンフレットは壁芯で書かれるのがふつうで、どちらも ANSI ではありません。このサイトの計算ツールは ANSI に従っているので、平方メートル単価を計算する前に、相手がどの数字を指しているかを確かめてください。
間取り図の寸法の読み方
図面には寸法の取り方がいくつかあり、いま読んでいるのがどれなのかを知っている必要があります。
内法寸法(部屋そのもの、仕上げ面から仕上げ面まで)——いちばん小さい数字。「12-0 × 14-0」のような部屋の表記がこれで、使える床が 12 フィート 0 インチ × 14 フィート 0 インチという意味です。
壁芯寸法(壁の中心から中心まで)——建物全体の輪郭を示すときに、意匠図で使われます。
外側寸法(外面から外面まで)——いちばん大きい数字。敷地に建物を配置するときに使います。
ANSI Z765 の居住面積には——外側寸法を使い、そこから一般的な壁厚を引いて使える内側を出します(外壁 1 枚につき 6 インチ、間仕切り 1 枚につき 4 インチ)。
間取り図から部屋ごとに数える
いちばん正確な方法——図面から部屋を寸法つきで書き出し、それぞれの面積を計算し、部屋を合計し、廊下と通路を足して、最後に図面に書かれた合計と突き合わせます。
最後まで計算した例、寝室 3・浴室 2 の家——主寝室 14 × 16 = 224。寝室 2 は 12 × 12 = 144。寝室 3 は 11 × 12 = 132。主寝室の浴室 8 × 10 = 80。もうひとつの浴室 5 × 8 = 40。キッチン 12 × 14 = 168。リビング 15 × 20 = 300。ダイニング 12 × 12 = 144。廊下と玄関でおよそ 80。収納でおよそ 60。合計 1,372 ft²(127.5 m²、38.6 坪)です。
これを図面に書かれた合計と比べます。2 つの数字は 5% 以内に収まるはずです。収まらないなら、部屋をひとつ数え落としているか、図面の寸法に問題があります。
縮尺のある図面を扱う——4 つの手順
図面はその縮尺のぶんだけしか信用できないので、測る前に縮尺を確かめます。米国の意匠図は 1/4 インチ = 1 フィートの縮尺で描かれることがあります。紙の上の 4 分の 1 インチが、現物の 1 フィートにあたるという意味です。大きな家の全体平面では 1/8 インチもよく使われます。日本の実施図面はメートル法の縮尺で描かれ、平面図は 1:100、詳細図は 1:50 が多く使われます。
手順 1——寸法の書かれた 1 か所で縮尺を確かめます。長さの記入された壁を探し、定規で紙の上を測って、2 つの数字が合うかを見ます。図面は印刷や複写で縮尺が変わります。1/4 インチと書いてあっても 87% で印刷された紙は、13% 小さい間取りを返します。
手順 2——別の壁でもう一度確かめます。1 か所合っただけなら偶然かもしれません。2 か所ならめったに偶然ではありません。手順 3——現場でそうするのと同じように、へこみと出っ張りのたびに部屋を長方形に分けます。手順 4——紙の上で各片を測り、縮尺で換算し、部屋を合計します。
1/4 インチ = 1 ft の縮尺で最後まで計算した例——ある部屋が紙の上で 3.5 インチ × 2.75 インチ。それぞれを 0.25 で割ってフィートにすると 14 ft × 11 ft。面積は 154 ft²(14.31 m²)です。同じ図面を 1/8 インチの縮尺で読むと 28 ft × 22 ft、616 ft²——面積は 4 倍になります。縮尺の確認が省けない理由がこれです。
図面から材料の発注に移るときに、いちばんよく踏み外すのがここです。図面は設計の意図であって、建ったものではありません。構造には施工誤差があり、壁は仕上げの層で厚くなり、リフォームが図面どおりに行われることはめったにありません。意味のある寸法は発注の前にメジャーで測り、図面の合計は近い見積もりであって測定結果ではないと扱ってください。
| 縮尺 | 図面上の 1 インチ | 紙の上の実測 | 実際の寸法 |
|---|---|---|---|
| 1/4 in = 1 ft | 4 ft | 3.5 × 2.75 in | 14 × 11 ft = 154 ft²(14.31 m²) |
| 1/8 in = 1 ft | 8 ft | 3.5 × 2.75 in | 28 × 22 ft = 616 ft²(57.23 m²) |
| 1/2 in = 1 ft | 2 ft | 3.5 × 2.75 in | 7 × 5.5 ft = 38.5 ft²(3.58 m²) |
| 3/16 in = 1 ft | 5.33 ft | 3 × 2 in | 16 × 10.7 ft = 171 ft²(15.89 m²) |
| 1:50(メートル法) | — | 70 × 55 mm | 3.5 × 2.75 m = 9.6 m² |
| 1:100(メートル法) | — | 70 × 55 mm | 7.0 × 5.5 m = 38.5 m² |
図面と実際の建物
図面の設計寸法は、ふつう ±1 インチの範囲で正確です。建った建物は施工誤差のために、図面から 1〜3% ずれます。
図面で買うとき(新築)——実際の建物は図面と 50〜100 ft² 違うことがあります。これはふつうのことです。購入の判断に効くなら、躯体が上がった段階で確かめてください。
幅木や回り縁はほとんどの図面に現れませんが、使える空間をわずかに減らします。ドアの開き軌跡は細い線で描かれますが、その部分も使える床です(ドアが内側に開くからといって、収納の床が減るわけではありません)。
階段は、上りか下りの矢印つきの図形で描かれます。階段の真下の床は、下の階の面積として数えます。
階ごとに 1 枚、そしてよくある間違いを捕まえる検算
2 階建ての間取り図は 2 枚の図面で、合計の出し方も同じ形でなければなりません。2 つの階をひとつのスケッチに押し込むと、部屋が二重に数えられたり、まるごと抜けたり、違う階に入ったりします。しかもそのどれも、最後の数字が明らかにおかしいという形では現れません。
その多くを捕まえる検算は、足し算ではなく比較です。上の階は、それを支えている建築面積より大きくなれません。1 階が 1,200 ft² で 2 階が 1,320 ft² と出たなら、数えていないオーバーハングがあるか、どちらかの数字が間違っているかで、後者のほうがずっとありそうです。
いちばん多い原因は、一方の階を外側の輪郭で、もう一方を内法で測ってしまうことです。1 階は外側から測れば壁厚が入ります。2 階は外に出て測れないので、ふつうは内側から測って壁厚を足します。この 2 つの前提を階のあいだで混ぜると、2 階に、実際にはない数パーセントが足されます。
2 番目に多い原因は階段の吹き抜けです。吹き抜けは 1 回だけ、下の階で数えます。同じ空間を二重に計上しないためです。建築面積 30 × 40 ft、吹き抜け 3 × 10 ft で最後まで計算すると、1 階は 1,200 ft²、2 階は 1,200 − 30 = 1,170、家全体で 2,370 ft²(220.2 m²)。吹き抜けを両方の階で数えると 2,400 になり、30 ft²(2.79 m²)——およそ 1.3%——多く計上されます。気づかず通り抜けるには十分小さく、平方メートル単価では効いてくるには十分大きい数字です。
本物のオーバーハングは、この規則の例外です。跳ね出したバルコニー、オーバーハングした 2 階、実際に張り出した壁は、2 階の面積を 1 階の輪郭の外に本当に出します。そのときは比較が正しく成り立ちません。測っているあいだにスケッチへ印を付けてください。半年後には、どれがどれだったか誰も覚えていません。
日本の間取り図——帖の数字は面積そのものではない
このページの寸法はフィートです。日本の間取り図はミリメートルとメートルで描かれ、部屋の広さは帖(畳)で書かれます。換算は正確で、1 ft = 0.3048 m、1 ft² = 0.09290304 m²。上の「12-0 × 14-0」は 3.66 × 4.27 m、「14-6 × 12-3」は 4.42 × 3.73 m にあたります。
上の例を日本の言い方に直すと——合計 1,372 ft² は 127.5 m²、38.6 坪。リビング 300 ft² は 27.87 m²、キッチン 168 ft² は 15.61 m²、主寝室 224 ft² は 20.81 m² です。
そして、間取り図でいちばん誤解を生むのが帖の数字です。帖は面積の単位ではなく、畳 1 枚の大きさで決まる数え方で、その 1 枚が地域と物件で違います。京間は 191 × 95.5 cm で 1.824 m²、中京間は 182 × 91 cm で 1.6562 m²、江戸間は 176 × 88 cm で 1.5488 m²、団地間は 170 × 85 cm で 1.445 m²。同じ「6 帖」が、京間なら 10.94 m²、団地間なら 8.67 m² です。差は 2.27 m²——およそ 1.4 帖ぶんが、同じ表記の中に隠れています。
だから間取り図を読むときは、帖ではなく mm の寸法を読んでください。図面には壁の内側の寸法が入っていることが多く、それを掛ければ材料を発注できる面積になります。帖は部屋の大きさの見当をつける言葉として使い、発注の数字にはしないことです。
もうひとつ、上の階の検算と同じ性質の注意があります。マンションのパンフレットの専有面積は壁芯で、登記簿は内法。同じ住戸で 2 つの数字が並び、内法のほうが数パーセント小さくなります。バルコニーとポーチは専有面積に入らず、共用部分の専用使用部分として別に書かれるのがふつうです。どの数字で話しているかを最初に決めてから、面積を比べてください。
Pro tips
図面があるなら使う
意匠図には部屋の寸法と面積の合計が書かれています。図面の数字と、自分で測った数字を突き合わせてください。
壁を二重に数えない
部屋の面積を合計するとき、測っているのは内法の空間です。そこに壁厚を足さないでください。外側の輪郭で測れば、壁厚は自動的に入ります。
階段は 1 回だけ
階段が床面積として数えられるのは下の階だけです。上の階の吹き抜けは計算に入りません。
収納は部屋の一部
内法で測るとき、押し入れやクローゼットはふつう寝室と一緒に数えます。ANSI の全体面積では、収納は建物の輪郭の一部です。